パニック障害の症状と原因

運動

パニック障害の治療には、お薬による治療が一般的です。
お薬を飲み始めて1ヶ月ほどで効果が出てきますが、この時点でお薬を止めてしまうと、再発してしまう可能性が高まります。お薬は継続的に飲まれることをお勧めしています。

また、できるだけリラックスできる時間を作り軽い運動などを取り入れストレスを溜め込まないようにすることも大切です。ある程度お薬による治療を続けていくと、今後も継続的に薬を飲み続けていくことへの不安やパニック発作再発への心配などの新たな悩みがでてきます。この部分を解消するため認知行動療法など、患者さんが避けている状況に少しずつ慣れていく治療を行います。

治療で心がけること

心と身体のストレスを溜めない

勤務先での人間関係やご家族との問題など、心のストレスだけではなく、過労や睡眠不足などの身体的なストレスもパニック発作を引き起こす要因になります。心にも身体にも過度に負担をかけないように、ゆとりのある生活を心がけます。

治療を焦らない

パニック発作が起きなくなったとしても、お薬による治療は継続して行います。発作が起きなくなったからと言って、治療をやめてしまうと発作が再発してしまうこともあります。

家族や周囲の方のサポートを受ける

食事
パニック障害の治療には、家族や周囲の方の理解とサポートが必要になります。周りの方にパニック障害について理解してもらうことで、気持ちの面でも楽になります。

規則正しい生活を心がける

1日3食規則正しい食事と十分な睡眠を取る事が、心身のストレス軽減に大切です。風邪など体調が悪い時はパニック発作の症状が出やすいといわれています。

アルコールやタバコ、カフェインは控える

アルコールやニコチン・カフェインはパニック発作を引き起こしやすくするため、治療中はできるだけ控えましょう。

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