社交不安障害(社会不安障害、SAD)の治療法

社交不安障害(社会不安障害、SAD)は、脳内の神経伝達物質セロトニンのバランスが崩れることによって起きるものと考えられていますので、治療には脳の機能を調整する薬物療法と、精神療法の認知行動療法を用いて行っていきます。

薬物療法

薬物療法では、主に抗不安薬を用いて治療を行っていきます。
お薬の効果は飲み始めて1ヶ月ほどで出てきますが、この時点で服用を止めてしまうと、再発の可能性が高まります。症状が出なくなっても自己判断をせず、医師の指示に従ってお薬の服用は継続していきましょう。

精神療法(認知行動療法)

精神療法では、不安や恐怖に向き合えるよう医師や臨床心理士の力を借りて行う認知行動療法を行っていきます。不安を抱きやすい考え方を変えたり、不安の対処法、不安に慣れる訓練を行っていきます。

認知行動療法による治療は、最低3〜6ヶ月といった長期間におよぶことがあります。
治療を焦らず医師と2人3脚でゆっくり治療を行っていきましょう。

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社交不安障害(社会不安障害、SAD)の症状と原因について
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